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File No.57Anti M.Yさん work:金属メーカー営業

ムーディー&アンティーク。
素敵な経年変化を楽しむ。

お洒落なリノベーションカフェが軒を連ねる街にひときわハイセンスな場所が存在している。

「Anti」は、まるで洋館の一室のような造りの空間でぼんやりと灯る乳白ガラスの灯りがムーディーな印象。
コンクリートにあしらったアンティーク調の木の腰壁が品の良いアクセントとなっている。
個性的でノスタルジックなデザインの部屋には扉付きクローゼットや独立洗面台も完備。
なにかとモノの多い女性にとっての使い勝手も申し分ない。

「ずっとリノベーション賃貸に住みたくて。REISMさんではTeidaかAntiで迷っていたけれど立地の良さなどからこのAntiに決めました。部屋の造りにすごいこだわりを感じたし床がダークトーンだったのが一番の決め手でした。」

床板には染色した無垢材を使っているため落ち着いた色味と質感を実現。
照明の形やドアノブなど金属の素材感など、細部までこだわり抜いた設計となっている。

もともと自分が持っている家具と、部屋の床などの質感は絶対にマッチするはず。
そんなM.Yさんの的確な判断と豊かな感性によりラグジュアリーな空間へと仕上がった。

古き良き時代へタイムスリップしたような懐かしい心地よさに、思う存分浸ることができる。

リビングとキッチン・廊下を区切るドアにはガラス扉を採用。空間をゆるやかにつなぎながら抜け感も与え、部屋全体を広く感じさせてくれる。IHの2クチコンロがついたキッチンは使い勝手の良いサイズで、毎日の炊事も断然楽しくなる。

独立洗面台周りも、ヴィンテージな雰囲気を意識した造り。ドアノブや照明など細部まで質感にこだわっており、使い心地の良さにも直結している。日当たりの良い大きな窓辺にベッドを置けば、心地よい目覚めを約束してくれる。


絵画の中のような空間で、
生活がドラマチックに変わる。

手作りの刺繍作品、色とりどりの糸、額縁とドライフラワー、パンフレットや写真集などなど…。

本当に気に入っているモノたちだから上手に見せながら収納したいというM.Yさん。
コンクリートの壁という大きなキャンバスの中に配置されたモノたちは、美しい構図の一枚の絵画のよう。

そして箪笥などの家具類は、額縁のようにキャンバス空間をまとめて引き締めている。

入居の際に、引っ越し業者も「家具が部屋にぴったりですね。」と驚いたという。

「経年変化の味を持つモノが大好きで。この部屋は最初から味わい深い造りだから住み始めた瞬間からもう最高でしたよ♪」

M.Yさんがここに住み始めてまだ一年足らずだが、住みこなしぶりはすでに熟練クラス。
部屋の特性をどこまでも活かしながらも見事に自分の色に染め上げている。

「上手に住みこなせるのは、この部屋だからこそ成せる技。ここはきっと住む人によって和風にも洋風にも全く違う色に成り得るでしょうね。」

とはいえ、住む人と部屋の相性が合わなければここまで完璧な絵画のような世界にはならない。
やはり住人と部屋の二人三脚の息が合うほど美しく特別な空間が生まれるのだろう。

訪れた友達はみんな口を揃えて「こんな部屋初めて見た!」と言い合い感動しきりだという。

そんな嬉しい言葉を聞くたびここに引っ越してきて本当に良かったと心底感じるという。
M.Yさんのライフスタイルはこの部屋から劇的に変わっていった。

手芸に使う糸や道具、好きな本など、飾る場所はいくらでも欲しい。古い箱を利用した棚いっぱいに、M.Yさんこだわりの世界が詰まっている。最近特にハマっているというスパイスカレー作りも、このキッチンでなら世界一楽しい作業に。

リモートワークをきっかけに購入したガラスの丸テーブル。脚部分の木の色は部屋の床にぴったりとマッチしている。透明な天板だから部屋の真ん中に置いても存在感が出すぎず、軽やかな印象に。アンティークの事務用椅子はM.Yさんの大のお気に入り。一日中でも座っていられるほど好きな場所。


優しく糸を紡ぐように、
ていねいに暮らす。

「こんなアイテムが欲しいと思ったら、自分で作っちゃいます。 気になること、やりたいことがあったらすぐに実行するタチなので趣味はめちゃくちゃ多いです(笑)」

9年ほど前にアトリエに通いはじめ刺繍を習い、以来たくさんの作品を生み出しているM.Yさん。

刺繍のほかにも、糸から作る編み物、クラシックバレエ、ヒップホップダンス、ベリーダンス、登山、ダイビングなど驚くほど多方面の趣味を持つ。

さらに最近ではカレー屋をやっている友達の影響でカレー作りに目覚め、リモートによる長い家時間を利用しキッチンに立ちカレー作りに没頭しているという。

仕事も趣味も、部屋でやることは尽きない。
それでも、居心地が良すぎて部屋に居られる時間が最高に幸せだというM.Yさん。

ていねいにじっくりと糸を紡ぐように部屋で過ごす毎日が、とても充実しているみたいだ。
そんなM.Yさんにとって部屋とは?と問うと素敵なモノだけに囲まれて暮らす、本物の「趣味部屋」だと断言する。

誰もがあこがれる、理想的なライフスタイルと部屋のカタチ。
好きなことへの情熱があればいつかは実現するのだと改めて気づかされる。

ビーズ刺繍、タペストリーなどの作品はまるでプロ並み。とくにタペストリーは自分で羊毛をブラシでとかして色を作り、糸を撚って蒸した糸を使って編むというから超本格派。時間さえあればずっと部屋で何かを作っていたいというM.Yさんの部屋は、もはや有名作家のアトリエのよう。

腰壁とちょうど同じ高さのノスタルジー感あふれる箪笥は、Antiの部屋を象徴するような存在。箪笥上にはお気に入りの鉱物や作家作品などを飾り、ミニギャラリーのような美しい一角に。

Text: Yuzuka Matsumoto
Photograph: Hiroshi Yahata

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