江戸の粋を肌で感じる「浅草」で、
チャキチャキの東京一人暮らし。

日本だけでなく、今や世界中で有名な東京の観光スポットである浅草。チャキチャキとした下町人情にあふれ、街のいたるところで昭和の面影を感じることができる貴重なエリアだ。銀座線なら「浅草」が始発駅なので、渋谷まで座って行ける便利さ。さらに浅草線、東武スカイツリーライン、千葉・茨城方面へ行けるつくばエクスプレスなどの路線が利用でき、都心部や空港へのアクセスがとても便利で通勤もラク。水上バスに乗ればお台場までクルージングを楽しむことができる。毎日たくさんの人が訪れる観光地なので駅周辺には交番も多く、治安面でも安心。毎年5月に浅草寺で行われる「三社祭」は150万人もの人が訪れる。「浅草サンバカーニバル」は8月の最終土曜日に開催される日本最大のサンバカーニバルで、豪華な衣装や山車など見所満載。観光地だけあって「浅草文化観光センター」もある。隈研吾設計の区が運営する「探せる・見せる・支える」観光案内施設で、木のデザインが目を引く。6階~7階には台東区のイベントや歴史と文化に触れられる展示物、8階には浅草を一望できる展望テラスがある。隅田公園の「桜まつり」や花火大会のほか、浅草寺の羽子板市など楽しいイベントが盛りだくさん。知れば知るほど好きになる魅力満載の浅草で、最高の東京一人暮らしを始めよう。

お寺を中心に、商店街、大通り、飲み屋街。
街の懐の深さ、広さに感動。

駅周辺は商店街や飲食店も多く、歴史のある飲食店や居酒屋からファミリーレストラン、日用雑貨のチェーン店までじつに様々だ。浅草には年間3,000万人もの参詣客が訪れる「浅草寺」があり、雷門から浅草寺へ続く仲見世商店街は国内で最も古い商店街の一つ。250mの通りに90ほどの店舗がずらりと並ぶ。寺の例大祭「三社祭」の時には、たくさんの大きな神輿が威勢よく跳ね回り、街中はすさまじい熱気を帯びる。祭りを「見る」ではなく「参加する」という、新しい楽しさにも出会えそう。

銀座線の改札を出てすぐ。目の前に広がるのは「浅草地下街」。所狭しと立ち並ぶ年季が入った小さな店舗たちは、なんとも魅力的。立ち飲みの居酒屋からタイ料理、ベトナム料理屋はいつも人でいっぱい。浅草寺裏手にある「ホッピー通り」には、浅草の呑兵衛たちから昼飲みの聖地として有名な場所。昔ながらの大衆的な飲み屋が通りの左右にずらりと並び、外の風を感じながら飲む一杯は最高。別名「煮込み通り」とも呼ばれ、各店ともに味自慢の煮込みがあるので、食べ比べツアーなどと洒落てみるのもオツかも。

ワールドワイドな文化から歴史まで。
時間の流れが、鮮やかに。

江戸時代に建てられた土蔵を再生した「ギャラリーエフ」は台東区重要景観建築物に指定されており、アートとともに歴史を肌で感じることができる。併設されているカフェは一般の人も利用できるので、異文化交流の場にもなりそう。隣接する人力車の社屋も「これぞ日本!」という感じで写真映えする美しい店がまえ。外国人が多いことから、浅草にはカプセルホテルやゲストハウスなどの安価な宿泊施設も多い。浅草に住みながら、世界とつながることができる。

「神谷バー」は明治時代に日本初のバーとしてオープンした老舗。名物のお酒「デンキブラン」は様々な文豪たちにも愛された味として昔も今も人気だ。街中には時が止まったようなレトロな喫茶店も多い。懐かしいクリームソーダやナポリタンを出す店、ゲーム機をテーブルにした店などその特色も各店様々なので、めぐってみるのも楽しい。1934年建築の元銀行のレトロなビルでは、毎年春と秋に「浅草ライヲン百貨店」が2日間のみ開催される。本当にこの街は、どこもかしこも素敵なことで埋め尽くされている。

笑う、遊ぶ、癒される。
五感がとことん満足する。

浅草は名所ぞろいだけど、「浅草花やしき」も忘れてはいけない重要スポット。日本最古の遊園地として有名で、レトロで可愛らしいアトラクションがあることからコアなファンが多い。さらに園内貸し切りプランなどもあり、多様なニーズに応えている。六区にはバッティングセンターもあったりして、街にはさりげなくアミューズメント施設が多い。みんなと過ごすのはもちろん、一人で過ごす休日も断然楽しいものになりそうだ。

六区の中心に位置する「浅草演芸ホール」は、都内に4軒しかない落語亭席にひとつ。落語、漫才、手品などを楽しむことができるが、現在はこの場所自体が観光地となっており立ち見になることも多いという。隣接する「ROX」には各種グルメ、雑貨、ファッション、スーパーなどあらゆる店がぎゅっと集結。まつり湯やプール、マルチコートなど様々な施設もあり、一日中楽しく過ごせる。便利さがともなった娯楽は、この上なく豊かな気持ちになる。人生のスタイルが劇的に変わりそうなほど魅力的な、浅草暮らし。