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心地よい最高のロケーションを、
日常生活の中で楽しめる「半蔵門」。

東京メトロ半蔵門線の「半蔵門」駅。皇居にある門の一つである半蔵門が駅名であり、各種の忍者物語の主人公として知られる服部半蔵が、この地に住まい、門の警護にあたったことから「半蔵門」と称される。広々とした皇居周りのお堀はランニングのメッカとなっており、最高のロケーション。周辺にはイギリス大使館やアイルランド大使館など各国の大使館があり、街全体にゆったりとした雰囲気が漂う。国立劇場や伝統芸能情報館などがあるため、歌舞伎や能楽、日本舞踊などのゆかりの地でもある。駅周辺には国の最高機関である最高裁判所があり、これらの中枢機関を管轄する麹町警察署もある。教育に熱心なエリアでもあり、区立の麹町小学校や番町小学校は「東大への登竜門」として人気で、この小学校に通わせるために学区に引っ越してくる人がいるほど。渋谷駅まで電車で10分、大手町駅まで6分、さらに半蔵門駅から徒歩6分の場所に有楽町線の「麹町駅」があり交通の便も良いため、都心へ通勤する人々の間でも人気。家賃相場もかなり高めではあるが、治安の良さやあちこちへのアクセスの良さを考えると満足度のほうがはるかに高いと言える。

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生活に便利な店もちゃんと揃い、
住み心地は驚くほど上々。

オフィス街ではあるが、駅周りにはぽつぽつと飲食店やお弁当屋さんがほどよく点在しており、いずれも美味しそうで魅力的な店ばかり。ファストフードのうどん屋やコンビニの数も多いので、忙しい毎日を送る人には大助かり。朝7時から深夜1時まで営業しているスーパーがあるので、仕事前や残業帰りの買い物も安心だ。ドラックストア、各種クリニックなども凝縮されたエリア内に揃っており、とても住みやすい環境となっている。ただ、オフィス街だけに休日が定休日の店舗も多いので営業時間のチェックは必要。居酒屋はぽつぽつとあるものの、夜賑わう繁華街がないため街全体は基本的に静か。住宅街は、全く整備されていない道や建物があったり逆に綺麗に整備されたエリアがあったりと新旧が混在した街並みだが、国の重要機関が集まっている関係上、つねに厳戒態勢の防犯パトロールが行われているため治安は非常に良い。一人暮らし物件もセキュリティのしっかりしたところが多いため女性の一人暮らしも安心だ。便利さ、環境の良さ、暮らしやすさ すべてにおいてトップレベル。まさに「日本の中枢に暮らす」特権を満喫できるエリアと言える。

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オフィス街だけど、きちんと庶民的。
この絶妙なバランスがとてもイイ。

半蔵門という土地に根付いた地元派のカフェを始め、寄り道したくなる店がたくさん。自家焙煎のコーヒー豆も販売しているコーヒー専門店では安価でコクのあるコーヒーを楽しむことができ、フランスのバケットコンクールで優勝したパン屋では本格的で美味しいパンがリーズナブルに買えると地元民の間でも評判に。さらに、「好きな野菜を好きなだけ。野菜を食べて元気になってもらう」をコンセプトに野菜や果物を量り売りで販売している店では、イートインで搾りたてのフレッシュジュースを味わうことができる。オフィス街の印象が強い半蔵門だが、かなり面白い面もちらほら。半蔵門駅1番出口すぐ目の前には、突如現れる「湯」の文字。33年もの歴史を持ち、皇居ランナーの間ではすっかりおなじみの銭湯「バン・ドューシュ」は地元民憩いの場としても活躍しており、入湯料金460円ととても庶民的(ただし日曜祝日は定休日。イベント湯のみ開店)。また、駅前の懐かしい風情の中華屋ではリーズナブルに中華が味わえ、家族で食事を楽しむ常連の姿も。出前の最中にもなじみの客に挨拶をして回るフレンドリーな店主に、深い地元愛を感じる。このように住民に愛される地元密着型の店舗が多い街は、間違いなく最高の街なのだ。

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伝統芸能から各種カルチャー、皇居ランまで。
心行くまで趣味の世界に浸かる。

半蔵門の街の目玉施設といえば、やはり「国立劇場」。歌舞伎や日本舞踊が演じられる大劇場と小劇場があり、隣接して落語、漫才などが演じられる「国立演芸場」もあるので、目当ての演目を追いかけるのも楽しい。また、半蔵門エリアは大手のテレビ・ラジオ放送局や出版社がとても多いため、文化的密度がとても濃い。ギャラリーや博物館なども多く、たとえば宝島社の社屋隣には「日本カメラ博物館」もある。ここは日本のカメラの発展史を系統的に展示してありカメラの歴史を、現物を見ながらたどることができる。また、駅周辺やお堀周辺にはイギリス大使館やアイルランド大使館など各国の大使館があり、各建造物を見て歩くだけでもとても楽しい。千鳥ヶ淵お堀端の千鳥ヶ淵公園は桜の名所として知られ、隣接する英国大使館とともに春には多くの観光客を集めている。皇居の外周を走る「皇居ランナー」は今ではひとつのカテゴリとして確立し、皇居はランナーの聖地となっている。この街ではスポーツは文化に、文化はアクティビティとなる。カルチャー・グルメ・スポーツあらゆる面で心の赴くままに暮らせる半蔵門は、たぶんどこよりもフリーダムで開放的だ。