トラディショナルな街「神楽坂」

言わずと知れた大都市新宿区にある大人の魅力溢れる街「神楽坂」。このエリアのメインストリート「神楽坂通り」からいくつも別れている小路は石畳が敷き詰められ、中でも「兵庫小路」と「かくれんぼ横丁」は江戸時代の花街の名残をとどめるクラシックな雰囲気を出していて、映画の中にも登場するほどの風情ある街並みです。ふらっと歩いているだけでもまるで自分が映画の主役になったような感覚になれます。小路なので道幅は狭いのですが、すれ違う人たちが道を譲り合う様子は、神楽坂を歩く方達の上品さと温かい人情が表れていて、見ている側にも自然と笑顔が生まれます。近くには厄除けの「毘沙門天善國寺」や縁結びで有名な「東京大神宮」など歴史スポットも数多くあるので、時を忘れノスタルジックな気分に浸って過ごす休日も神楽坂の楽しみ方の一つです。

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一人暮らしにはもってこい。

近頃商店街に行く人も少なくなっていると言われていますが、神楽坂はそんなことはつゆ知らず、いつでも賑わいを見せています。その中で一役かっているKIMURAYAは、それほど広々とした店内ではありませんが、世界各地の食材や日本各地の名産が揃う、感動の神楽坂老舗のスーパーです。KIMURAYA厳選の商品をリーズナブルに手に入れることができて、しかも本店は深夜まで営業しているので、一人暮らしには何かと頼りになってくれて本当に助かります。もし見たこともないような商品に出くわしても店員さんが気持ちよく教えてくれるので、ここでショッピングする度にどんどん新しいものが発見できます。ワクワク感が止まらずあっという間に時間がすぎてしまうので、急ぎの時は目移り注意ですよ。

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Petite France au Japon
(日本の中の小さなフランス)

神楽坂エリアを散策していると、ふとフランス語をよく耳にすることがあり、フランス人らしき外国の方も多く歩いています。調べてみると「パリのモンマルトルに似ている」とか「東京日仏学院がある」といくつか説があるのですが、とにかく神楽坂はフランスと縁のある地域なのです。そのためか一見、本格和食と思われる佇まいの料亭も実はフレンチ料理のお店だったり、あの大変人気な「俺のイタリアン」のフレンチもこのエリアに登場したほど。本格派からオシャレでリーズナブルなお店まで豊富に揃っているので、散策がてらグルメツアーでもしてお気に入りの一軒を見つけてみてはいかがでしょう。

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どこに行くにもアクセス抜群!

神楽坂の近くにはいくつもの路線が交わる飯田橋駅があり、山手線内のほぼ中央にあるので通勤や通学等どこに行くにも便利。新宿や池袋には乗り換えなしで行けますし、もし自転車があれば、あの「東京ドームシティ」や「東京国立近代美術館」までもあっという間に着きます。近くの神田川沿いの外堀通りをサイクリングして皇居まで行ってみたり都心ライフをエンジョイしてみてはいかがでしょうか?外堀通りは春になると川沿いが桜で埋め尽くされ、その光景には目を奪われます。そんな桜景色を満開の間に毎日楽しめるなんて贅沢な日常ですね。そんなことを想像していると春が待ち遠しくなります。

※この記事は、REISM MEMBER NEWS(2013年3月1日配信)のアーカイブです。