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緑と懐かしい街並みと、文化と。
美しい調和を堪能する街、「白山」。

都営三田線「白山」駅は、東洋大学や多数の私立高校の最寄り駅として栄えている学生街である。白山の1,2,4,5丁目は、かつて指ヶ谷町(さしがや)と言う地名で、昭和41年に町名変更されたため旧地名の学校も残っている。白山には小~高校、大学といくつもの学校があり、大学のゼミや説明会時、登下校時などは若者で賑わうが、大通りから一歩細い路地に入ればとたんに閑静な住宅街で、時が止まったような懐かしい風景の小路もたくさん。大きな公園や庭園もあり、ファミリー層も多く環境も非常に良い。東京メトロ南北線「本駒込」駅へも徒歩7分でアクセスでき、隣駅の巣鴨まで行けばJRも利用できるので、通勤や通学のアクセスもとても良い。駅近物件は少々高めだが、一人暮らし用のマンションやアパートがとても多く、駅周りには気軽に立ち寄れそうな不動産屋も多数あるため部屋探しもしやすい。適度なにぎわいと適度なのどかさが調和し、忙しい日々の中でもオンオフのツスイッチが切り替えやすく安心して暮らせるのが白山界隈の特長であり魅力と言える。

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利便性と自由度が高いと、アクティブになれる。
暮らしやすい街って、まさにこういう場所だ。

学生の街なので、飲食店は全体的にとても庶民的でリーズナブルなところが多い。安くて美味しい飲食店が多いのは、一人暮らしにとってはこの上なくありがたいものだ。駅のすぐ近くには大きなスーパーが2つあり、深夜1時まで営業している店もあるので、仕事が遅くなった日の買い物にも困らない。白山通りや旧白山通り沿いには生活に欠かせない銀行やクリーニング屋、総菜屋や八百屋などが立ち並び、大変便利なのもうれしい。その他、古い商店街もいくつかあり、昔からある店舗を利用すれば店主やお客さんとのふれあいを通じて白山の街の歴史をも感じることができる。駅前から都営バスを上手に活用することで、西日暮里や三ノ輪、浅草方面、池袋や御茶ノ水、東京駅へのアクセスも大変便利。運賃100円の文京区コミュニティバス「B-ぐる」千駄木・駒込ルートを利用して近隣へ安く行くのもかしこい選択だ。徒歩圏内には都営地下鉄三田線の千石駅、東京メトロ南北線の本駒込駅、東京メトロ千代田線の千駄木駅などがあり目的や心のままに、どこへでも気軽に行ける。ニュートラルな立地の街に暮らせば、行動も思考も視野もぐんと広がっていきそう。

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癒され、考え、成長する。心と身体に
栄養とやすらぎを与えてくれるひとときがある。

白山駅から徒歩10分ほどで行ける「小石川植物園」は、東京大学が有する植物学の研究や教育のための教育実習施設で、日本で最も古い植物園。約320年前の貞享元年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がその前身となる。広大な敷地内には台地や傾斜地、低地、泉水地などの地形を利用して様々な植物が配置されており、都心でありながら本気の森林浴ができるディープな癒しスポットだ。季節ごとに咲く様々な花を愛でることができ、休日には芝生広場でシートを敷いて持参したお弁当を食べながらくつろぐ家族連れの姿もたくさん見うけられる。植物園に隣接する「東京大学総合研究博物館小石川分館」は、現存最古の教育建築遺産で国指定重要文化財に指定。旧東京医学校の建築を活用したミュージアムとして、中を見学することができる。明治最初期の素晴らしい木造擬洋風建築の実物展示に触れれば、崇高で豊かな気分になることうけあい。また、白山駅からほど近い「白山神社」では、毎年あじさい祭りを開催。約3,000株の多彩な品種のあじさいが、白山神社の境内から白山公園にかけて美しく彩る。ここは、暮らしているだけで心や感受性が成長していく街だ。

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多くの文豪や出版社が集う「文の京(みやこ)」には
愛されるべき味もたくさん。

文京区および白山周辺は出版社や編集室、製本所などが非常に多い。森鴎外、夏目漱石、樋口一葉などをはじめとする多くの文人たちも居住し、活動の拠点とした近代文学発祥の地でもある文京区は近年カルチャー発信地「文の京」としてブランディングをはかっており、知名度とブランド力により街の人気も上がっている。クリエイティブな職業に就く人が多く、文京区の就業者のうち1000人に24人が「文芸家、記者、編集者」。文化水準の高い人々が集まる街には、良い味の店が多いというのも定説だ。例えば喫茶店ひとつをとっても、様々なスタイルの店がある。昔ながらの、コーヒーとともにランチも楽しめる店をはじめ、農園もののフレッシュな紅茶と手作りスイーツが楽しめる紅茶専門店、昼はカフェ、夜は世界各国の美味しい料理を集めたバルになる店など、実に多彩だ。さらに東洋大学の学食も付近住民に大人気。約1200席ある広い店内には本格インドカレーから洋食、窯焼き料理、おむすびなどの専門店が揃い、ショッピングモールのフードコートのように好みの料理をチョイスできる。「休日には、お気に入りの本を片手に気ままなグルメ探訪」…、それこそが正しく楽しい白山暮らしのスタイルかもしれない。