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渋谷駅から続く喧騒を通り抜け、
ナチュラルに脱力できる「奥渋谷」へ。

渋谷駅から東急本店・文化村を目指して10分ほど歩くと、そのポイントを境にして、急に街の雰囲気が変わる。近年では「奥渋谷(または裏渋谷)」と呼ばれている神山町の神山通り・富ヶ谷界隈から代々木八幡・代々木上原方面にかけては、人の往来は多いものの、パワフルで賑やかな渋谷駅近辺とは全く違った落ち着いた風情が味わえる。また、松濤辺りは大使館もあり、豪邸が立ち並ぶ都内屈指の高級住宅街なのでひときわ静かだ。神山ストリートが奥渋谷と呼ばれ始め、渋谷とは一線を画すカルチャースポットになってから実はそんなに年数は経っていない。神山通りは、かつては庶民的な店舗が軒を連ねる昭和テイストな場所だったが、今ではトレンドの最先端を行くお洒落なカフェやギャラリー、雑貨店なども点在するカルチャースポットに。渋谷と代々木の中間という恵まれた立地条件もあり、つねに最新のアンテナを張っている人たちの間で人気がどんどん高まって行った。最寄り駅は渋谷駅をはじめ、京王井の頭線の「神泉駅」、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」、「代々木上原駅」、小田急線「代々木八幡駅」。いずれの駅からも近く、気軽に徒歩でぶらぶら散策ができる。

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お洒落な空間で、美味しいものだけに集中する。
心底ほっとするグルメヒーリング。

奥渋谷は、狭い範囲内でも思う存分上質なグルメ巡りができるエリア。選りすぐりの味がじっくりと堪能できる。ライスや具材、ソース、トッピングなどすべて自分好みにカスタマイズできるトルコライス専門の店や、エッグタルトが人気のポルトガル料理店、焼き上がりまで30分かかるが待ってでも食べたくなるダッチパンケーキの店などなど、目移りし迷うほどその選択肢が豊富。新しい店舗だけでなく、以前の商店街の頃から続いている歴史の古い飲食店も点在しているので、新旧ひっくるめて自分好みの店を探し出すことができる。いずれの店も利便性の高いチェーン店などではなく個性的な個人店で、席数をしぼり広々としたパーソナリティスペースを確保しているところが多い。そのため、混んでいて長居できず落ち着かない、なんて寂しい思いをすることもなく、落ち着いて五感でじっくりと料理を味わえる。昔ながらの鮮魚店や生活用品店などと隣接しているカフェやレストレランは、適度にスタイリッシュであり、心地の良い生活感も漂っている。肩肘張らずにくつろげるので、胃も心も癒されたいなら迷わずこの奥渋谷へ。

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普通の渋谷ではもう物足りない。
一味違う「渋谷」が、ここにある。

厳選された店舗だけがほどよく点在しているため、店舗が所せましと立ち並ぶ渋谷中心地のように情報過多になりすぎない、それでも最新トレンドはきちんと押さえられる。奥渋谷は、この「ほどよさ」が最大の魅力と言える。「アップリンク」は日本で一番小さな映画館。他所ではなかなか見られない、世界の映画が上映されるので映画好きな人はぜひチェックを。出版も行う本屋「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」には、本だけでなくお洒落な雑貨やお菓子、アクセサリーなども揃っている。ここは現在のカルチャー発信の地としての「奥渋谷」を生み出す牽引役となったショップだ。「モノクルショップトウキョウ」はロンドンを拠点とするグローバル情報誌 Monocle (モノクル) のライフスタイルショップ。モノクルはライフスタイルからアートまで、感度の高い月刊誌として世界中で展開されており、モノクルの世界観を体感できるショップとして注目を集めている。他にも、代々木上原のフラワーショップ「エデンワークス」から派生した「薬局」をコンセプトにしたドライフラワー専門の花屋、「国内外の良質な生活道具をアーカイヴする」というコンセプトでこだわりの生活雑貨を扱う店など、どこも見逃せない店舗ばかり。この通りには、何度も通いたくなる極上の店が揃っている。

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「春の小川」は、現代では知る人ぞ知る
通ごのみのストリートへと進化。

井の頭通りと神山通りの間に、並行して伸びる小路「宇田川遊歩道」がある。ここにはかつて宇田川という小川が流れていた。現在では川は暗渠化され、道の下に流れている。その宇田川の支流である小さな河骨川こそ、童謡「春の小川」のモデルとなった川なのだ(代々木八幡駅近くに歌碑もある)。暗渠の遊歩道は車両侵入禁止なので、ゆったりとした気分で歩ける絶好の散策穴場。遊歩道沿いには基本的に住宅が多いが、カフェをはじめ外国人が多く集うバーや、藻や水草専門店、熱帯魚専門店、カントリーテイストの花屋などマニアックな店舗などがぽつぽつと点在し、いずれも思わず飛び込みたくなるような魅力的な店ばかり。井の頭通りにNHK本社があるという場所柄のせいか、テレビ番組などで使う着ぐるみなどの制作・修繕などを請け負う工房などもあり、この遊歩道を歩くだけでも濃い奥渋谷を十分体感できそう。遊歩道から神山通りへ出る道にも魅力的な店があったりするので、通りと通りを縫いながら歩く気ままなジグザグ歩行もおすすめ。春の小川の流れのようにゆるゆると歩けばとっておきの一軒が必ず見つかるはず。

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