「芝公園」の広大な自然に抱かれて。
東京のど真ん中で優雅に暮らす。

「芝公園」は、増上寺を中心とした広大な自然環境が広がる魅力的なエリア。かつて松平家の屋敷が置かれていた土地としても知られている「東京タワー」は芝エリアを象徴する景色の一つであり、もはや日本のシンボル的存在。東京タワーを日常の風景として眺めることができるのは、芝公園暮らしの特権だ。大企業の本社などが軒を連ねるオフィス街のため土日は人が少なく、落ち着いて暮らすことができる。さらに高級エリアなので治安が良く、女性の一人暮らしも安心。港区の中では家賃も比較的安いため、暮らしやすさはお墨付きだ。都営三田線のほか、少し歩けば都営大江戸線や浅草線を利用することができるため都心へのアクセスもラクラク。イベントでは、毎年夏に芝新堀町児童遊園で開催される「芝まつり」が有名。プロレス観戦や出店などが楽しめる大規模なイベントとなっている。さらに「ふれ愛まつりだ、芝地域」は毎年6月に芝公園で行われる地域の方々が参加して触れ合うお祭りで、地域の人々とのコミュニケーションが生まれる祭りだ。優雅さの中にも近隣同士のあたたかな交流がちゃんとある、素晴らしく暮らしやすいエリアだ。

公園に囲まれた駅の周りには、
魅力的な店舗がぎっしり詰まっている。

このエリアには、明治6年開園の日本で最古の公園の一つ「芝公園」がありそのまま駅名になっている。増上寺を中心とする広大な公園で、樹齢の古い木々が茂り四季折々の自然を深く感じることができる。緑が豊かで空気が良いこともあり、近隣に住む人たちはここでジョギングや散歩などをおのおの楽しんでいる。園内にはテニスコートや野球場、夏季限定のプールなどの施設が整っているので、一年を通じてスポーツが楽しめる。慶應大学が近いため、商店街や安くて美味しい飲食店が豊富なのもうれしい。

セレブリティ層も暮らすこのエリアでは、いい靴を大切に掃き続ける人も多いのかもしれない。職人さんが一心不乱に作業する靴修理の工房からは匠のオーラすら感じる。マニアックなラインナップが目を引くバイクの店では、長年大切に乗っているという古いイタリアのバイクに乗ってきたダンディな男性が「愛機のメンテナンスはここでずっとお世話になってるんだ」と嬉しそうに語る。街のあちこちにさりげなく点在する、本格的な技術を持つ店がたまらなくいい感じだ。

カルチャーや自然と触れ合いながら。
グルメさえも一味違う、芝公園。

芝公園には、店内のモニタで最新映画の予告編がずっと流れているちょっと面白いカフェがある。映画の予告編を制作する会社がプロデュースしたカフェ&ダイニングでは、玄米か雑穀米を使った日替わりのランチが人気。働く人たちが元気になれる美味しいメニューが豊富に揃っている。最新映画の予告が一挙50本も放映されているので、ずっと見ているとすぐにでも映画館へ飛んでいきたくなる。カルチャーと美味しいもの同時に触れることができて、お腹も心も満たされる。

芝公園エリアには、お洒落で入ってみたくなるカフェやレストランがたくさん点在している。中でもひときわ目を引くのは、東京プリンスホテルのすぐ隣にある、ベルギー発祥のベーカリーレストラン日本一号店「FAITH COFFEE COMPANY」。焼きたてのパンはテイクアウトもできるので、自宅や公園などでゆっくり本格的な味を楽しむこともできる。どの店も日常の一部として溶け込み、気持ちを優雅にしてくれる場所ばかり。ここまでゆったり時間が過ごせるのは、芝公園ならではの特長かもしれない。

歴史ある場所からレジャー、
癒しのスポットまで贅沢にラインナップ。

徳川将軍家と深いゆかりを持つ「増上寺」は、開山から600年の歴史を持ち、日本有数の大寺院として有名な場所。世界中から連日たくさんの人が訪れる観光スポットにもなっている。徳川没後400年にあたる2015年に開設された宝物展示室も、おおいに見ごたえあり。隣接する東京プリンスホテルにはビアガーデンやプールなどもあり、近所で気軽にレジャー気分が味わえる。なんともバラエティ豊かで楽しい、芝公園の暮らし。

「t.gallery」は近代美術および工芸作品を中心に扱うギャラリー。さまざまなアーティストの作品を肌で感じることができる。港区立の銭湯「ふれあいの湯」はビルの中にあるちょっと珍しい造り。銭湯内の壁面には、富士山ではなくレインボーブリッジの絵が描かれているので一見の価値あり。ギャラリーで美しい芸術に触れて、銭湯でカラダを芯からリラックスする理想的な休日も過ごせる。この街に暮らすだけで、心と体がやさしくメンテナンスされていくよう。