【一人暮らしの間取り】1Kに住むメリットとは?

ワンルームと並んで、一人暮らし向けの間取りとして人気の1K。ワンルームとの違いや1Kならではのメリット・デメリットを知り、部屋選びの参考にしていきたいところだ。
ここでは1Kの特徴について、快適に暮らすレイアウトのコツや部屋選びのポイントと併せて見ていこう。

▶【一人暮らしの間取り】ワンルームに住むメリットとは?

1Kはどんな間取り?

1K最大の特徴は、「部屋とキッチンに仕切りがある」こと。同じような広さや設備だとしても、ワンルームの場合はこの仕切りがなく、ひとつの部屋にキッチンも居住スペースも収まっている。

そして、1Kの間取りで一般的なのは、玄関を入るとすぐにある廊下の横に浴室やトイレがあり、その先や向かい側にキッチンスペースがあるタイプだ。そのキッチンの先に、扉などで仕切られた部屋がある。

ちなみに、ユニットバスか風呂トイレ別かどうかという点は、ワンルームも1Kも関係ない。どちらの間取りにも、ユニットバスの物件も、風呂トイレ別の物件もある。

1Kのメリット・デメリット

ここからは、押さえておきたい1Kならではのメリットとデメリットを見ていこう。

1Kのメリット

仕切りによって生活空間を分けられる1Kは、玄関やキッチン、トイレなどがある廊下側と、ほとんどの時間を過ごす部屋を分けられる点が大きなメリットといえるだろう。

・廊下側のにおいが部屋に入り込まない
1Kは、キッチンやトイレ、浴室などがある廊下側で発生するにおいが、洗濯物を干したり寝たりする部屋に入り込まないというメリットが挙げられる。部屋全体がくさくなる心配がないため、よく自炊する人にとってはうれしいポイントではないだろうか。

・空調の効きがいい
玄関と居室が同じ空間にあるワンルームに比べ、1Kは居室における外気の影響が少ない。そのため、空調の効きが良くなるのも1Kならではの魅力だ。

・音が外に響きにくく、プライバシーも守れる
廊下と部屋が仕切られているため、玄関の外に声や生活音が響きにくいというメリットも1Kにはある。また、仕切りがあるため、玄関まで来た宅配業者などにプライベートな空間を見られずに済む。

1Kのデメリット

1Kのデメリットとしては、ワンルームと比べた場合の家賃の高さや、仕切りがあることによって部屋が狭くなることが挙げられる。

・ワンルームよりも家賃は高め
1Kは、居室とそれ以外とで仕切りがある分、そのコストが家賃に反映される。かといって、そこまで大きな差はないが、やはりワンルームと比較すると、同じ広さでも若干1Kのほうが割高になると思っておいたほうがいいだろう。

・ワンルームよりも部屋が狭く感じることも
空間を分けているため、同じ「6畳」だとしてもワンルームより1Kのほうが狭く感じるケースは珍しくない。また、仕切りがあるためキッチンスペースに限りがあり、食器棚などが置けないことも。

1Kが向いているのはどんな人?

メリット・デメリットを踏まえると、1Kの部屋は次のような人に向いているといえそうだ。

・頻繁に自炊する
・においに敏感
・在宅時間が長い
・風呂トイレ・キッチンなどの水回りと生活空間を分けたい
・玄関から生活空間が見えない間取りがいい

反対に、自炊はほとんどせず、家にいる時間も限られているという人の場合は、家賃が割安なワンルームでも快適に暮らせるのではないだろうか。

1Kで快適に暮らすレイアウトのコツ

ここからは、1Kで快適に暮らすための、部屋を広く見せるレイアウトのポイントを見ていこう。

入り口の対角線上をすっきりとさせる

部屋に入って最初に目に入るのが、部屋の対角線上のスペース。そこに圧迫感のある家具が置いてあったり、物がごちゃごちゃ置いてあったりすると、狭く雑然とした印象になってしまう。
何も置かないか、ソファやテレビラックなどの背の低い、収納以外の家具を配置しよう。

ベッドは部屋の角に配置する

ベッドを部屋の角以外に配置すると、中途半端なデッドスペースが生まれてしまう。限られた1Kのスペースを有効活用するためにも、特に大きな家具であるベッドは角に配置したほうがいいだろう。

部屋のテーマカラーを決めてから家具を選ぶ

家具の色に統一感がないと、雑然としたまとまりのない印象の部屋になる。まずは床や壁紙の色をベースに、好みの雰囲気を演出できる部屋のテーマカラーを決めてみよう。開放感を出したい場合は、ホワイト系の明るい色の家具やファブリックがおすすめだ。

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