一人暮らしで気をつけることとは?部屋選びと日常生活について解説

初めての一人暮らしは、部屋選びから引越し後の日常生活まで、何かと不安な点も多いだろう。引っ越してから後悔したり、トラブルに巻き込まれたりしないよう、あらかじめ注意点を押さえて対策しておきたい。
ここでは、一人暮らしで気をつけるべきことについて、「部屋選び」と「日常生活」に分けて解説しよう。

一人暮らしで気をつけること【部屋選び編】

住み始めてから後悔しないためにも、物件の第一印象や家賃の安さだけで決めないことが大切。まずは、一人暮らしの部屋選びにおける注意点を確認しよう。

物件周辺の治安

その物件が位置する地域の治安は、まず確認したいポイントだ。ネット上でも治安の良し悪しはある程度調べられるため、物件選びのエリアや最寄り駅を決める際にチェックしておこう。
おすすめは、ファミリー層が多く住んでいて保育園や幼稚園も多い地域。そういったエリアの多くは、子供が多くて防犯対策が充実している。

さらに、物件がしぼれてきたら、できれば夜にも足を運び、最寄り駅から物件までの道を実際に歩いておきたい。夜の道の雰囲気や街灯の数を見て、不安な点がないか確認してみよう。

自炊をするなら1Rより1Kが◎

一人暮らし向けの部屋は、1Rの物件も多い。しかし、自炊を頻繁にする人の場合は、キッチンとリビングエリアのあいだに、仕切りのある1Kタイプがおすすめ。

これは、1Rだと料理や油などのにおいが部屋全体に充満しやすいため。衣服や布団へにおいがつくこともあるので、できれば1Kを選びたい。
間取りについては家賃との兼ね合いもあることから、引越し後のライフスタイルを考慮しつつ決めていこう。

実は重要?アンペア数も事前にチェック

意外と見落としがちなのが、物件のアンペア数。アンペア数が低いと、エアコンとドライヤーを同時に使っただけでブレーカーが落ちてしまった…ということも。
引越し後にアンペア数を増やす契約をするとなると手間がかかるので、内見時にブレーカーを確認して、アンペア数を把握しておこう。一人暮らしの場合、30Aあれば十分。節約したいのであれば、20A程度でも問題ないだろう。

オートロック・防犯カメラつきの物件

特に、女性の一人暮らしでは、オートロックの物件を優先的に選びたい。家賃は多少高くなるものの、住人以外、簡単には物件へ侵入することができないため、日々の安心度が格段にアップするはず。防犯カメラも設置されている物件ならなお安心だ。

近くの病院も確認しておこう

物件の周辺環境については、コンビニやスーパーの有無を重視する人は多い。しかし、一人暮らしとなると急な病気やケガにも備えたほうがいいため、近くの病院についても確認しておこう。
近隣の病院がわかったら、診療時間や土日でもやっているかを要チェック。

一人暮らしで気をつけること【日常生活編】

続いて、一人暮らしの日常生活における注意点を見ていこう。

生ゴミを溜めない

食べ残しや自炊で出た物など、意外とすぐに溜まってしまいやすい生ゴミ。放置すると、すぐに汚れやにおいの原因となるので、生ゴミは出たらすぐに袋へ入れて、においや液体がもれないようにしよう。燃えるゴミの日に、忘れず捨てることが大切だ。
また、排水溝も生ゴミによる汚れが溜まりやすいので、こまめな掃除を忘れずに。

虫対策をする

きちんと掃除をしていても、ゴキブリなどの虫が出現してしまうことも。殺虫スプレーなどを常備して、虫対策をしておこう。

また、虫が発生する原因も徹底的になくしておきたい。生ゴミの処理や油汚れの掃除を定期的に行うことはもちろん、食べかすなども虫が出る原因となるため、床掃除も忘れずに。
食品類を捨てたゴミ袋は、口を縛ってにおいがもれないようにしよう。

エアコンは適度に使う

一人暮らしの光熱費を抑えるために、できるだけエアコンや暖房器具を使わないという人も少なくない。
しかし、無理に我慢すると暑い季節は熱中症を引き起こしたり、寒い時期は風邪を引いてしまったりするので、適宜利用したいところ。
エアコンを適度に使うことで、故障防止にもなる。

毎月の出費を把握する

家賃や光熱費、食費など、どうしても出費の項目が増える一人暮らしは、自分で家計管理をすることも求められる。
家計管理をする際は、最低限「家賃」「光熱費」「通信費(携帯料金)」「食費」「交通費」「その他」の項目に分けて家計簿をつけていこう。数ヵ月続けることで、毎月のおおよその出費が把握でき、上手にやりくりできるようになるはずだ。

洗濯物は外から見えないように干す

女性の場合は特に、洗濯物を干す際は注意が必要だ。ベランダに干してある衣類から女性の一人暮らしだと判断され、不審者から狙われてしまうケースがある。そのため、物件に設置されていれば浴室乾燥なども活用して、衣類や下着は室内干しにしたほうが安全だろう。

やむをえず外に干す際は、洗濯物をタオルで隠したり、男性用の衣類といっしょに干してカモフラージュしたりするのも◎。

このように、女性の一人暮らしにあたっては、ほかにもセキュリティの上で気をつけてほしいことが多い。
次の記事では、その注意点をまとめているのでチェックしよう。

一人暮らし女性が心掛けたい、物件選びのポイントと日頃のセキュリティ対策

不安な点は不動産会社にも相談してみよう

初めての一人暮らしは、部屋選びの段階から、わからない点や注意事項について不動産会社にも相談して、できるだけ不安を取り除いておくのがポイント。
快適な一人暮らしを楽しめるよう、きちんとトラブル対策をしていこう。

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