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ヴィンテージインテリア実例―年代物の風合いを活かす部屋づくり

これから住むならこんな部屋にしたい!数あるインテリアのスタイルの中から、特に注目しておきたいものを紹介する連載企画。第11回は、時代に流されない味わい深さが魅力的な「ヴィンテージスタイル」だ。

年代物がもつ独特の風合いを取り込んだ、奥行き感ある空間。ジェンダーレスに楽しめ、かつ飽きのこない人気のスタイルだ。今回も「ヴィンテージスタイル」の特徴やインテリアのポイントなどを紹介していこう。

いつの世も惹かれるヴィンテージ

アメリカではヴィンテージやアンティークを年代で区別する法律もあり、ヴィンテージは製造から30年〜100年以下のもの、アンティークは製造から100年以上のものなどと定義されている。もともとはワインの価値を示すための法律だったが、インテリアやファッションへもこの基準はゆるりと広がっていった。

そのほかヴィンテージの定義はさまざまだが、一様にして「今現在でも価値のある年代物」であることが言える。アンティークよりも現在に近いフォルムや作りのものが多いからか、今の世でも実用的でありながら、現在には残っていない側面に唯一無二の価値を感じる。

「ヴィンテージスタイル」は、そうした年代物の長い年月で育まれてきた風合いを取り入れながら、量産的ではない個性を楽しめる、空間自体がヴィンテージ品のような趣をもつスタイルだ。

まずは重厚さをテーマに

年代を経た古き良きものには、積み重ねられてきた”重み”を感じる。「ヴィンテージスタイル」でも、そうした重みや重厚さをポイントにすると分かりやすい。色や質感など目からの印象のほか、手触りや重量感だったり、感覚に従ったアイテム選びが肝になってくる。

一般的に受ける印象として、ライトよりダークトーン、華奢さより厚みのあるものの方が重みや格式ある印象を与える。


低重心なコーヒーテーブルとクッションソファ

家具などを選ぶときは重心の低いものや、フレームが太めのものを選ぶとどっしりとした雰囲気に仕上がる。コンパクトな部屋にも配置しやすい脚のあるソファでも、ダークブラウンのフレームや厚みのあるクッションのものを選べば圧迫感なく重厚さが出せる。

色味も、使い込まれた風合いが出しやすいダークカラーのアイテムで統一すると、空間全体のしっとり感が増していく。木のアイテムであれば、アンティーク家具によく見られるウォルナットやチークなど濃色の樹種に近い色味を選ぶと良い。


アームの曲線が印象的なクッションソファ

脚の短いソファはより重厚感ある印象に。アームの曲線が特徴的なものであれば、英国的なクラシカルさが演出できる。クッション部分も凹凸感のあるキルティングや、経年変化が楽しめるレザーなどを選ぶと、高級感あるヴィンテージテイストに仕上がる。

インダストリアルとの相性を楽しむ

工業的で無骨な印象のインダストリアルなアイテムは、「ヴィンテージスタイル」との相性も抜群。歴史を感じる工業デザインや使い古されたユーズド感で、より深みある空間に演出できる。


アイアンフレームのベッドやラックなど

アイアンなどの鉄細工は、インダストリアルな印象を与えてくれる素材として欠かせない。アイアンの歴史は長く、もともとは鍛造により手作業で作られた工芸品としての側面もあったが、工業化が進むなかでインダストリアル(工業的)な代名詞としてインテリアに取り入れられてきた。

錆びやハゲだったり、溶接部分の凹凸だったり、よくよく見ると味わい深いアイアンという素材。シャープな無機質さだけでなく、愛着あるスパイスにもなってくれる汎用性ある素材なのだ。


テーブルの天板、チェアの座面にブラックが効いたデスクスペース

ブラックカラーもポイントで入れるとインダストリアルな風合いに。前面に押し出してしまうとモダンすぎるカラーも、木やレザーなどの素材感あるアイテムと組み合わせると馴染みが良い。

「ヴィンテージスタイル」では、古風とモダンの中間にあるような、温故知新なマインドが垣間見える。古めかしすぎるのでも、新しすぎるのでもない、素材や質感のちょうど良い”交流”がヴィンテージな空間のポイントになってくるのだ。

コレクトしてこそヴィンテージ暮らし

ヴィンテージな暮らしでは、なにも広く評価されている年代物ばかりで固める必要はない。自分だけがグッときた、自分だけの基準値でアイテムを収集していくのも「ヴィンテージスタイル」を楽しむコツだ。


年季の入ったタイプライターをディスプレイ


JAPY社のアンティークコーヒーミル

家具などの大物のアイテムだけでなく、まずは細かなアイテムからヴィンテージ品を嗜むのも良し。何気なく入ったアンティークショップで見つけた代物や、今はもう動かないけどなんとなく惹かれるアイテムなど、コレクトしてみることで自分の趣向に気づくこともある。

収集したアイテムたちは日常生活で使うのはもちろんだが、インテリアとしてディスプレイするのもおすすめ。小さなラックでも良いので趣味のスペースを一角設けておくのも大切。手軽にディスプレイ替えできるうえ、その時々の気分や生活の志向を目で楽しむことができるので試してみて欲しい。

ハマり方はいろいろ。深めるヴィンテージ生活

掘れば掘るほど味わい深くなる「ヴィンテージスタイル」。世に出回っている流通品では物足りない、しっくりくる一級品を再発見したい、という探究心あるスタイルだ。

幅広くアンティークが揃う「GLOBE」や大規模な倉庫型店舗、蚤の市などを覗きつつ、惹かれるアイテムから好みの年代を見つけると深掘りしやすい。年代から国、国からメーカー、メーカーから品番…こんな風にだんだんとマニアックな焦点でハマっていく、実はオタク気質なスタイルでもある。

そして面白いのは、今現在使っているものも、いつかヴィンテージ品になっていくということ。先見の明で価値あるヴィンテージを今から育てていくのも楽しみ方のひとつ。自分の手でヴィンテージにしていく、そんなハマり方もありだ。

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