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定期借家契約とは?普通借家契約との違いやメリットを解説

賃貸物件の契約方法には、「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類がある。現在、ほとんどの賃貸物件は普通借家契約を採用しているものの、ライフスタイルに合った部屋探しをするためには、両者の違いをしっかり理解しておきたい。
ここでは、普通借家契約と定期借家契約の違いや、定期借家契約のメリット・デメリットを紹介する。

定期借家契約とは契約更新ができない借家契約

定期借家契約とは、「契約期間に定めがある」借家契約のことを指す。あらかじめ定められた契約期間が満了すると、その時点で契約終了が確定し、原則として契約更新はできない。
なお、契約期間は1年未満から自由に定めることが可能だ。
一方、多くの賃貸物件が採用している普通借家契約は、借主が継続してその部屋に住むことを希望する場合、契約期間満了のタイミングで契約を更新することができるようになっている。

まずは、契約期間や契約方法など、6つの項目に分けて、定期借家契約と普通借家契約の違いについて確認してみよう。

定期借家契約 普通借家契約
契約期間 1年未満から借主が自由に定められる 原則1年以上の期間を設定(一般的には2年とする賃貸物件が多い)
契約方法 公正証書など書面による契約のみ 書面と口頭どちらでも可能
更新の有無 原則として契約期間満了により契約が終了し、更新はされない 借主が継続して住むことを希望する場合、更新拒絶の正当事由がない限り更新される
建物の賃貸借期間の上限 制限なし 制限なし(2000年3月1日より前の契約の場合は20年まで)
借主からの中途解約の可否 「床面積200平方メートル未満の居住用建物」で、やむをえない事由によって住み続けることが困難になった場合、特約がなくても中途解約が可能(上記以外の理由の場合は、中途解約についての特約があればその定めに従う) 中途解約についての特約がある場合、その定めに従う
1年未満の契約の効力 1年未満の契約も可能 1年未満で設定した場合、「期間の定めのない賃貸借契約」とみなされる

定期借家契約のメリット・デメリット

定期借家契約の賃貸物件は、契約期間が満了すると更新できないため、デメリットが大きいと感じる人もいるかもしれない。しかし、短期間でも賃貸物件を借りられるなど、ライフスタイルによってはメリットを感じられる部分もある。
続いては、定期借家契約のメリットとデメリットについて見ていこう。

メリット1:契約期間1年未満でも借りることができる

定期借家契約の場合、契約期間が1年未満でも部屋を借りることが可能だ。自宅やマンションの建て替え中に一時的な住まいとして借りたり、期間限定の赴任中だけ借りたりするなど、短期間だけ住みたい人にとっては、普通借家契約より都合良く部屋を借りることができる契約方法といえる。

メリット2:良質な物件を予算内で見つけやすい

定期借家契約の賃貸物件は、原則として契約期間満了後は継続して住むことができない。そのため、借り手が見つかりにくいのが実情だ。
このような背景もあり、家賃を相場より安く設定したり、礼金を不要にしたりしている賃貸物件が少なくない。普通借家契約の物件より条件の良い物件を、予算内で見つけやすくなるのもメリットだろう。

メリット3:住民が長く住み続けることができない

賃貸物件で悩みの種になりがちなのが、隣人トラブルだ。定期借家契約の物件なら、トラブルを起こしやすい人が入居したとしても、契約期限が満了になれば貸主の判断で退去させることができる。
トラブルの元になる住民が長く住み続けられない仕組みも、定期借家契約ならではのメリットといえそうだ。

デメリット1:貸主が再契約に同意しない限り住み続けられない

定期借家契約では、あらかじめ設定した契約期間が満了すると、貸主が再契約に同意しない限り同じ部屋に住み続けることはできない。住み心地や条件が気に入ったとしても、長く住み続けられないことを踏まえて検討すべきだろう。

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デメリット2:設備などに不備があっても貸主に相談しにくい

定期借家契約の賃貸物件は、短期契約となるケースが一般的。そのため、借りた部屋の設備などに不備があったとしても「すぐに退去するから我慢すべき」と考え、貸主に不満を相談しにくいと感じる借主も少なくないようだ。

デメリット3:物件数が少ない

定期借家契約の物件数は、普通借家契約の物件数に対して少なく、賃貸物件紹介サイトなどでの取り扱いも非常に少ないのが現状だ。希望条件を満たす定期借家契約の物件が、必ず見つかるとは限らないため注意したい。

定期借家契約の賃貸物件の探し方

定期借家契約の物件数は少なく、インターネット上で条件のいい物件を見つけることはなかなか難しい。定期借家契約の物件を確実に見つけたいなら、住みたいエリアの不動産会社を訪れ、定期借家契約の物件がないか直接相談してみることがおすすめだ。

なお、短期間の契約ではなく、長期的な契約を希望する場合は、満了日を含めた契約期間と、再契約の可否について必ず確認した上で、契約を申し込むようにしよう。

目的やライフスタイルによっては、定期借家契約を有効活用できる

定期借家契約制度の創設以降、オフシーズンの別荘やセカンドハウスを貸し出しやすくなったなど、貸主側にとってのメリットが生まれている。借主側も、従来の普通借家契約では借りることが難しい物件に住めたり、自宅の建て替え期間や短期転勤時の住まいとして部屋を借りたりなど、目的やライフスタイルに合わせた選択が可能だ。
この記事で紹介したように、定期借家契約にはメリットも多い。普通借家契約との違いを踏まえて、自分の目的やライフスタイルに適した部屋を探そう。

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