引越し時の便利グッズ15選!荷造り・掃除・荷解きに役立つアイテム

引越しシーズンを前に、荷造りや部屋の片づけの準備を進める人も多いはず。梱包や掃除、荷解きなど、とにかく作業の多い引越しの際は、効率的に進めやすくするグッズを用意することがおすすめだ。
ここでは、引越しの際にあると便利なグッズを厳選して紹介。梱包、掃除、荷解きの各作業において、どのようなアイテムが役立つのかを見ていこう。

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荷物の梱包に役立つグッズ

まずは、引越しでも特に大変な荷造りを効率化できる、9種類の便利グッズを紹介しよう。

1 収納カゴ

収納用のカゴやボックスを複数用意しておくと、物を運んだり分類したりする際に重宝する。小さめのカゴには貴重品などをまとめておくこともでき、紛失防止にもつながるだろう。

2 梱包ひも

かさばりがちな書籍類や、組み立て家具のパーツなどをまとめるのに便利な梱包ひもも用意しておきたい。ひもでまとめて持ち手をつければ、持ち運びも楽になる。
まとめたい雑誌などが多い場合は、梱包ひもで手早く結ぶ方法も動画サイトなどでチェックしてみよう。

3 養生テープ、テープカッター

養生テープはガムテープ(クラフトテープ)よりも糊が残りにくいため、糊を残したくない物に貼りたいときに重宝する。また、テープの上からペンで文字を書けるため、ラベルの代わりにしても◎。
養生テープやガムテープは使用頻度が高いため、テープカッターがあればより手早く作業を進めることが可能だ。

4 袋類

袋類は、ビニール袋、ポリ袋、布団圧縮袋、ジッパーつき袋など、種類・サイズともに複数用意しておこう。
特に、洗面用具やシャンプー類、調味料など荷造りの終盤に梱包することの多い物は、ビニール袋でまとめておくと新居でも取り出しやすくなる。

5 巻きダンボール、緩衝材

巻きダンボールは、箱に入らない大きな荷物を梱包したり、クッション材にしたりすることもできる便利アイテム。また、破損しやすい物を包む緩衝材(エアークッション)もあると安心だ。必要な長さでカットできる、ロールタイプを用意しておくといいだろう。

6 梱包用フィルム(ハンディラップ)

荷物をひもで縛るのが面倒な場合は、持ち手にラップがついている梱包用フィルムがおすすめ。ラップ部分を巻きつけるだけで、ひもで縛ったようにまとめることができる。
収納ケースなどの蓋が勝手に開くのを防ぐのにも使えるため、1本あると便利なアイテムだ。

7 荷札シール

荷物を送る際、箱に「ワレモノ」「取扱注意」「天地無用」と書いた荷札シールを貼ったほうがいい場合に用意しておきたい。特に、食器類やパソコンなどの精密機械類を入れた箱は、荷札シールで注意を促そう。

8 ドライバー、工具セット

ドライバーや工具セットは、家具などを解体する際に必要だ。引越し後にあらためて組み立てるときにも使うため、引越し後もすぐに取り出せるようにしておこう。

9 レジャーシート、古シーツ

家具などの大きな荷物を運び出すときは、壁や床を傷つけないように、レジャーシートや古シーツで養生すると安心。また、電化製品などを古シーツで包んで梱包すれば、衝撃から防ぐことにもつながる。

部屋の掃除に役立つグッズ

続いて、退去前の部屋の掃除の際や、運び出す家具や家電をきれいにするときに役立つグッズを3つ見ていこう。

1 不要になったタオル類

古くなったタオルがあれば、捨てずに取っておこう。雑巾として活用できるほか、重い家具や家電の運搬時に床に敷いて傷を防いだり、包丁やナイフを包んだりと、使い道が豊富だ。

2 マルチクリーナー

マルチクリーナーは、キッチンやダイニング、リビング、床、鏡、家具、家電など、家の中のさまざまな場所の汚れ落としに使える洗剤。
広範囲の掃除にはミストスプレータイプ、細かい部分の掃除には泡スプレータイプがおすすめだ。

3 メラミンスポンジ

水に濡らしてこするだけで汚れを落とせるメラミンスポンジは、水垢やトイレの黒ずみ、網戸の汚れなどの掃除のときにあると便利。
ただし、コーティングされたフローリングや浴槽、塗装、プリントが施された物などに使用すると、表面のコーティングや塗装がはがれたり傷ついてしまったりする可能性があるため、使用方法をきちんと確認した上で使おう。

荷解きに役立つグッズ

最後に紹介するのは、荷解きをする際に用意しておきたい便利アイテム。家具配置を効率化したり、新居での暮らしの安全性を高めたりするためにも、次の3つがあるといいだろう。

1 メジャー

新居で家具や家電の配置を決めたり、新しい物を購入したりするときに、部屋のスペースを把握するためにもメジャーは必要。使いやすい物をひとつ用意して、荷解きの際はすぐに取り出せるようにしておこう。

2 傷防止シール・テープ

本格的に荷解きを始める前に、傷防止シールやテープを使って、窓のふちや柱、壁のコーナーなどを養生しておこう。大きな荷物を運んだ際にぶつかって、傷をつけてしまうのを防ぐためだ。

3 耐震マット

新しい住まいでの地震対策のひとつとして、食器棚に耐震マットを敷いておきたい。耐震マットを敷いた上に食器を載せておけば、地震で揺れたときに棚から食器が飛び出すのを防ぐことができる。

引越しに必要なグッズを準備してから梱包作業に入ろう

引越しのような大掛かりな作業をする際は、何より準備が大切。荷造りをスタートしてから必要なグッズに気づき、探したり買いに行ったりするのに時間が取られると、作業が遅れてしまうことになりかねない。
そうならないためには、荷造りを始める前に梱包する荷物をリストアップして、どのアイテムが必要なのかを確認しよう。その上で,アイテムを調達してから作業に入ると、効率良く進めることができるだろう。