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資産運用初心者におすすめの方法と運用のポイントは?

投資や老後資金形成が話題になることの多い昨今、「資産運用をしたほうがいいかも」と感じている人も多いだろう。しかし、そもそも資産運用とは、自身の資産を元手に将来の利益を目指して運用することであり、預貯金も含まれる。つまり、多くの人はすでに、「資産運用」をしているのだ。
資産運用について考えるときは、闇雲に投資しようとするのではなく、自分に合う資産運用の方法の中から、最も効率の良い方法を見つけるようにしたい。ここでは、初心者におすすめの資産運用の方法や、運用のポイントについて紹介する。

初めての資産運用におすすめの方法4選

資産運用について真剣に考えたことがない人や、なんとなく銀行口座にお金を預けっぱなしにしている人は、自分の資産について積極的に考え、将来的に利益を得ることを目指すところから始めてみよう。
まずは、初心者におすすめの資産運用の方法を4つ紹介する。

1 預金

預金も資産運用のひとつだが、「なんとなく口座に入れっぱなしになっている」というスタイルでは、知らず知らずのうちに使ってしまったり、低金利でほとんど利息が受け取れなかったりする。預金で資産運用をする場合は、金利や貯金の仕方を考えよう。

例えば、自動で積み立てられる定期預金や財形貯蓄であれば、半強制的にお金を貯めていくことができる。コンビニATM等で気軽に引き出すことができないため、「使わないお金」という意識も持ちやすいだろう。
また、ネットバンクや信用金庫の中には、メガバンクの100倍前後の金利を実現しているところもある。このように、少しでも高金利の預け先を選ぶことが、資産を増やすことにつながる。

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2 個人向け国債

個人向け国債とは、国が発行している債券のことで、証券会社や銀行などで購入することができる。国債は「国に対してお金を貸す」制度であり、一定期間ごとに利子を受け取り、満期時には元本が返還される。元本は国の財政が破綻しない限り保証され、メガバンクの預金より金利も高めだ。
個人向け国債は、手元にお金があるとつい使ってしまうという人に適した資産運用方法だといえるだろう。

3 つみたてNISA

通常、資産運用で得た利益には所得税や住民税がかかるが、NISA制度を使えば1年間で最大120万円(つみたてNISAの場合は40万円)まで非課税になる。NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類があるが、初心者が資産運用をするのであれば、つみたてNISAをおすすめする。

つみたてNISAでは、積立形式で長期的に投資信託への投資を行う。預金や国債とは異なり、元本が保証されるわけではないが、「長期」「積立」「分散」というリスクコントロールのための3つの要素を兼ね備えているため、投資初心者にもおすすめだ。

4 iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、自身で老後資金を形成することを目的とした制度だ。毎月一定額を拠出し、各人が希望する方法で運用する。
利益・運用益が全額非課税になり、所得税と住民税も軽減されるため、つみたてNISAより節税メリットが大きい。運用方法も幅広く、投資信託だけでなく、保険や預金といった元本保証の商品も選べる。

ただし、iDeCoは老後資金づくりに特化した制度で、中途引き出しや解約ができない。自分のお金であっても、原則60歳以上にならないと使うことができないため、長期的に使う予定がないお金で行うのが鉄則となる。20~30代の人の場合、将来、結婚や車の買替え、住宅購入などの大きな支出が発生する可能性もある。iDeCoに頼りすぎた資産形成をしないように注意したい。

つみたてNISAとiDeCo、どちらがお得?特徴と違いについて

初心者が資産運用をする際のポイント

仮に、毎月1万円のタンス貯金を10年間続けたとしよう。単純計算すると、10年後には120万円貯まることになる。一方、これを年利0.1%で銀行に積み立てた場合、10年後には120万5,970円になる。また、投資して年利3%で運用できれば、139万7,414円だ(税金を考慮しない場合)。

しかし、これはあくまでも仮の計算で、投資すれば必ずプラスで運用できるという保証はない。ここからは、「こんなはずではなかった…」と後悔することがないよう、初心者が資産運用を始める際に心掛けておきたいポイントを紹介する。

無理のない範囲で行う

積極的に資産運用をしようと、手元の余裕資金をすべてiDeCoやつみたてNISAに移してしまうと、不意の高額支出に対応できなくなる可能性がある。将来の資産形成のために、現在の生活ができなくなるようでは本末転倒だ。帰省費用や税金の支払い、家の更新費用など、まとまった支出があったときに対応するため、ある程度の資金は、元本割れせずにいつでも引き出せる方法で運用しよう。

なお、定期預金は元本割れなしで中途解約が可能だが、普通預金よりは引き出しに手間がかかる。引き出し方は各金融機関によって異なるため、事前に確認しておくと安心だ。
また、個人向け国債も元本割れはしないが、引き出しは1年経過後に限られ、申し込みから現金化までに3日程度時間がかかる。急な支出には対応できない可能性がある点に留意しよう。

ちなみに、つみたてNISAで購入した投資信託も、任意のタイミングで売却することで現金化できる。ただし、値動きがあるため、現金が必要なときに値下がりしている場合、売り急ぐと損失が出る可能性も。早期に現金化してしまうと、「長期」「積立」「分散」のメリットを得にくくなるため、頻繁に売買するやり方はおすすめできない。

手数料や規約をしっかり確認する

資産運用の方法の中には、コストがかかるものもある。目先の金利だけでなく、その商品を利用するために必要なコストがどのくらいかかるのかについてもチェックしておこう。
一見、手数料がかからないように思われる銀行預金であっても、中には「紙の通帳の発行は有料」「手数料は預金者負担」といった銀行もある。総合的にプラスになるか、あらかじめ規約を確認しておくことが大切だ。

価値が下がったからといって慌てない

つみたてNISAやiDeCoで投資を行う場合、投資した金融商品の値動きによっては、含み損(買ったときより時価が値下がりすること)が出てしまうことがある。しかし、含み損はあくまでも含み損であり、現金化するまで損失は確定しない。

特に、投資信託を積立形式で買っている場合、値下がりしたタイミングで慌てて換金したり、積立をストップしたりすると、デメリットになる可能性が高い。こうした行為は「長期」「積立」によるメリットをみずから捨ててしまう悪手といえるだろう。

短期的な売買を行うデイトレードなどと、積立形式の投資信託では、基本的な考え方が異なる。慌てずに長期積立を継続し、将来の資産形成を目指そう。

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資産運用は「中期」「長期」に分けて計画的に行おう

資産運用を始めるときは、運用先をひとつに限定するのではなく、いくつかの方法を組み合わせるといい。まずは、今ある余裕資金を洗い出し「すぐに引き出せるようにしておくお金」と「長期的に運用していくお金」に分けてみよう。
その上で、運用の目的や自分が許容できるリスクの度合いに応じた資産運用の方法を選択していくのがおすすめだ。

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