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NISAとつみたてNISAの違いを解説。初心者におすすめなのは?

NISAには、一般的なNISAとつみたてNISAの2種類がある。どちらにもそれぞれのメリットがあるため、自分に合った方法を選択しよう。
ここでは、投資の初心者に向けて、NISAとつみたてNISAの違いや、投資の始め方などを解説。NISAの概要を理解して、自分に合った無理のない資産形成を始めてほしい。

NISAのメリットとは?

NISAとは「少額投資非課税制度」のことで、専用の口座を開設して株式や投資信託商品を購入するものだ。2014年から導入された制度で、金融機関によっては100円から投資が始められるので、投資初心者でも気軽に資金運用を開始できる。
まずは、NISAにはどのようなメリットがあるのか確認しておこう。

投資利益が非課税

NISAの一番のメリットは、投資利益が非課税になるという点だ。1万円で購入した投資信託を1万1,000円で売却すると1,000円の利益が出る。通常、この利益には20.315%(約203円)の税金がかかるが、NISA口座での取引であれば非課税となり、利益の全額を受け取れるのだ。

自由度が高く、面倒がない

NISAでは、取引上限額の範囲内であれば、好きなタイミングで好きなだけ取引ができる。つみたてNISAには、「積立形式で購入する」という制約があるが、極端にいえば、1ヵ月だけで積立を停止してもいいし、そのタイミングで積み立てた投資信託を売却して現金化することもできる。

こうした売買手続きは、通常の金融商品を売買するときの手続きと同じように行う。詳細はNISA口座を開設する金融機関によって異なるが、ネット証券会社であれば、オンライン上からいつでも手続きが可能で、書類の提出などは必要ない。

年末調整や確定申告での申告が不要

NISA口座での取引は、年末調整や確定申告で申告する必要がない。
「利益が出た場合」「損失が出た場合」「現金化していない場合」、どのケースでも、取引は証券口座でのやりとりのみで完結する。資産運用をしてみたいが、利益にかかる税金の申告が面倒という人にもおすすめだ。

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NISAとつみたてNISAの違い

NISAとつみたてNISAは、どちらも非課税で資産運用ができる制度だが、非課税期間や年間あたりの非課税投資金額などに違いがある。また、NISAとつみたてNISAは併用ができない。それぞれ特徴が異なるので、自分に合った方法を選択しよう。

■NISAとつみたてNISAの違い

  つみたてNISA NISA
非課税期間(最大) 20年 5年
年間非課税枠 40万円 120万円
投資できる金融商品 一定の条件を満たす投資信託、ETF 国内の上場株式、投資信託
投資方法 積立形式のみ 規定なし 

年間非課税枠とは、年間にいくら分まで非課税で投資ができるかを示すものだ。つみたてNISAの場合は、年間40万円(毎月約3万3,000円の積立)まで非課税となる。なお、これは現金化したときの評価額ではなく、投資信託等を購入する際の価格だ。
一方、NISAは年間120万円分まで非課税で取引できる。だが、非課税期間は5年と、つみたてNISAよりも短い。

また、投資できる金融商品も異なる。NISAは、国内株式と国内投資信託商品だが、つみたてNISAでは、つみたて形式で購入する投資信託とETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)のうち、金融庁が定めた条件に合致するものだけが対象となっている。

初心者におすすめなのは「つみたてNISA」

NISAは、これから資産運用を始めようという人におすすめの方法だ。特に、つみたてNISAは、初心者に優しいポイントがそろっている。

投資対象があらかじめ選定されている

つみたてNISAは、NISAに比べて投資できる対象の幅が狭い。これは、あらかじめ下記のような条件で絞り込みが行われているためだ。

<つみたてNISAの対象商品となる条件>
・金融機関に支払う販売手数料が無料
・運用会社に支払う信託報酬が一定以下
・積立形式で購入できる投資信託またはETF

つみたてNISAで投資できる投資信託やETFは、専門家が運用を行う金融商品だ。日々の値動きに目を光らせたり、市場の動きを予想したりする必要がないため、投資初心者や日中時間の取りにくい会社員でも無理なく投資ができる。

さらに、販売手数料や信託報酬といったコストも少なく、利益が目減りする心配が少ない。なお、信託報酬は保有している金融商品から差し引かれるため、積み立てている金額以上の支払いが発生することはない。

「長期・積立・分散」を満たす投資ができる

「長期・積立・分散」とは、「長期投資」「積立投資」「分散投資」のことで、いずれも資産運用の王道の手法だ。この長期・積立・分散の3つのポイントを満たす投資は、一般的に値動きによるリスクをコントロールしやすいというメリットがある。

つみたてNISAは、最長20年に及ぶ長期間、積立形式の投資ができる。また、投資対象となる投資信託やETFは、複数の投資先へ専門家が投資を行って利益を目指すものであるため、たとえ投資商品を1つしか買っていなかったとしても、分散投資と同じ効果を得ることが可能だ。
つみたてNISAは、投資初心者でも売り時や買い時に悩まず、コツコツと継続することで大きな資産形成を目指せる投資手法だといえるだろう。

ただし、大幅な値下がりが起こったときに、慌てて積立をやめたり売却したりすると、損失が出る可能性がある。長期的な投資を前提にしていることを忘れないようにしよう。

つみたてNISAを始めてみよう

最後に、つみたてNISAの始め方とポイントを紹介する。これからつみたてNISAを始める人は、参考にしてほしい。

つみたてNISA用の口座は銀行か証券会社で開設

つみたてNISAの口座は、銀行か証券会社で開設することができる。
銀行で開設した場合、資金移動の面倒がないというメリットがある。一方、証券会社は、取扱商品数が銀行よりも多い可能性が高い。特に、ネット証券会社は取扱商品数が多く、手数料等のコストも銀行に比べて安い。
将来的にNISA以外の投資商品の取引も検討しているのであれば、ネット証券会社を選ぶのがおすすめだ。

金融機関の変更は年に1回まで

つみたてNISAを行う金融機関は、変更することができる。ただし、変更できるのは年に1回だけであるため、慎重に検討しよう。

つみたて設定を忘れずに

つみたてNISAの口座を開設するためには、マイナンバーの提出といった事務手続きが必要になる。これらの手続きを終えて、初めてつみたてNISA口座が開設できるのだ。
実際につみたてNISAを利用するためには、口座開設の後に積立設定を行わなければならない。口座を開設しただけで放置してしまうことがないようにしよう。

信託報酬が低い商品がおすすめ

つみたてNISAで購入できる金融商品は、信託報酬が一定以下のものに限られている。しかし、商品によって、多少は信託報酬の違いがある。
投資先や商品の良し悪しを判断するのが難しい場合は、信託報酬が少ないものを選ぶのもひとつの方法だ。コストが低ければ、その分手元に残る利益が多くなる。

つみたてNISAで資産運用を始めよう

資産運用を始めるなら、つみたてNISAを活用しよう。投資商品の選び方や値動きの予測に自信がない人でも、つみたてNISAを使ったつみたて形式の投資であれば、無理なく資産運用をスタートできる。
時間を味方につけて、将来の大きな資産形成を目指してみてはいかがだろうか。

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