HOME  >  REISMなOkane  >  ボーナスを貯金する割合はどれくらい?賢く備えるための使い道を解説

ボーナスを貯金する割合はどれくらい?賢く備えるための使い道を解説

ボーナスの使い道を考える際、迷いがちなのが項目別の割り振りだ。ボーナスのうちどのくらい貯金して、どのくらい遊びに使っていいか悩むという人も多いのではないだろうか。そこで、ボーナスの貯金割合の目安や、将来につながる賢い使い道について解説する。
「ちょっと贅沢をしていたらボーナスがなくなってしまった」ということがないように、何にどのくらい使うべきかしっかり考えておこう。

一人暮らしは貯金できない?上手にお金を貯める方法

資産形成はなぜ必要?20代・30代から始めたい将来への備え

データから見るボーナスの金額と使い道

厚生労働省が2021年11月9日に発表した「毎月勤労統計調査 令和3年9月分結果速報等」によると、2021年の夏季賞与の平均額は、38万268円だった。なお、これはボーナスが支給された会社のみを抽出して計算した平均値となっている。

また、消費者が2019年7月18日に発表した「[参考・6月(確報)]ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査結果」を見ると、ボーナスの使い道の予定としては「貯蓄」が29.7%でトップ、2位以下は「特に決めていない」(13.1%)、「ローン返済」(11.8%)、「国内旅行」(11.5%)、「外食」(8.8%)と続く(複数回答可)。

ただし、これは実際の使い道ではなく、あくまでも何に使う予定かを尋ねた調査だ。生活費の補填など、「なんとなく」の消費が含まれていない可能性がある。また、調査対象者は単身が8.2%と少なく、多くが家族で暮らしていることから、住宅ローンの返済を予定している回答者が多かったと予想される。

実際に、20代のみの結果ではローン返済は0%で、代わりに、国内旅行、衣料・履物・ファッション雑貨、理美容関連、趣味・娯楽サービスなどの割合が多くなっている。一方、30代は、貯蓄と答えた人が42.4%で、全年代の中で最も多い結果となっている。

ボーナスの貯金割合、目安はどのくらい?

ボーナスのうちどのくらいを貯金に回すべきかは、それぞれの経済状態やボーナスの金額によって変わる。とはいえ、5割以上貯蓄や投資に回すのが理想的だ。
ボーナスの平均値である38万268円の場合、その手取りは30万円強と推測される。そのため、15万円程度の貯蓄や投資を目安にするのがいいだろう。ただし、この貯蓄や投資は、「長期的に使わないお金」と「物件の更新や家電買替えなど、近い将来使う予定のお金」に分けて考える必要がある。

長期的に使わないお金は、利率の良いネット銀行の定期預金や長期投資などで運用するのがおすすめだ。例えば、つみたてNISAの月々の上限金額は3万3,333円だが、毎月の給与からは捻出が難しい場合もあるだろう。そのようなときは、ボーナスから半年分の積立原資として確保しておくよい。

一方、近い将来使う予定のお金は、「貯蓄用の口座」か、使う予定の時期までの「短期定期預金」にしておくといいだろう。使う予定だからと「普段使い用の口座」に入れたままにしておくと、いつの間にか使ってしまうことがあるので気をつけたい。
普段使い用の口座とは別に、近い将来使う予定の口座を作ることで、「大型支出によって貯金が減ってしまった」と感じるストレスも軽減できるだろう。

NISAとつみたてNISAの違いを解説。初心者におすすめなのは?

定期預金とはどんな預金なのか?しくみを知って活用しよう

ボーナスを貯金する重要性

ボーナスは、月々の給与とは別に支給される、いわば臨時収入だ。月々の給与で生活費をまかなえている人なら、丸々余裕資金として自由に使うことができる。月の収入からはあまり貯金ができない人でも、ボーナスで大きく貯められれば、将来に備えることも十分可能だ。

例えば、年2回、計4ヵ月分のボーナスがもらえる仕事をしている人が、毎回必ずボーナスの半額を貯金したとする。すると、22歳から65歳までの43年間で給与86ヵ月分を貯められることになる。毎月の給与の手取り額平均が25万円なら、それだけで2,150万円だ。
老後資金に不安を感じる人も多い昨今だが、ボーナスをコツコツ貯めていけば、大きな資産を形成できるだろう。

老後資金はいくら必要?目安を知って備えよう

ボーナスの残りは何に使う?

貯金したボーナスの残りは、旅行や普段行けないレストランでの食事など、思い出に残る使い方をするのがおすすめだ。
仮に、ボーナスの半分を貯金した場合、半分がそのまま手元に残る。口座残高が増えることで気が大きくなるかもしれないが、ちょっとした日常の中の贅沢に使ってしまうと、特別感がない上に贅沢癖がつきやすくなる。目的意識を持って、有意義に活用したい。続いては、ボーナスの残りの使い方の例を紹介する。

自己投資

特に20代、30代の若年層におすすめなのが自己投資だ。資格取得のためのスクール費用など、将来につながる生きたお金の使い方を検討してみよう。

高額な買い物

普段は買えないワンランク上のアクセサリーや時計なども、思い出に残り長く使える物であれば、ボーナスの良い使い方だといえるだろう。特に、初めてのボーナスや30歳のボーナスなど、節目のボーナス時におすすめだ。

体験

乗馬やヨット、見識を広めるための海外旅行など、普段はなかなか思い切れないお金のかかる体験をしてみるのもよい。幅広い経験を積むことが、人間的な成熟や深みにつながっていくはずだ。

避けたほうがいいボーナスの使い道は?

ボーナスを有効活用するために、下記の2つの使い道はできるだけ避けよう。すでに予定がある人は、次のボーナスからはこのような使い方をしないで済むようにしたい。

ボーナス払い

ボーナス払いは、手数料無料でできる便利なクレジットカードの支払い方法だ。しかし、ボーナスは給与とは異なり、突然大幅に減額されたり、最悪の場合、支給されなかったりすることもある。安易にボーナス払いを選択せず、欲しいものは月々の収入の中で買うか、ボーナスが出るまで待とう。
同様に、カーローンのボーナス払いにも一定のリスクがある。車をローンで買う場合は、なるべくボーナスに頼らない返済を心掛けたい。

生活費の補填

月々の生活にかかる費用は、普段の給与の中でやりくりをするのが基本だ。家電などの大型支出はボーナスが支給されたときにしか購入できないこともあるだろうが、日々の家賃や食費、交際費などのマイナスをカバーするためにボーナスを使うのは避けたい。
せっかくのボーナスが普段の生活費の補填で消えてしまっては、仕事へのモチベーションも上がらないだろう。毎月の赤字をボーナスで補填しているという人は、何にいくら使っているのかを確認して、節約できるところを探してみよう。

ボーナスを何に使うか考えておこう

「ボーナスが入ったら何をしようか」と考えるのは楽しいものだ。ボーナスの支給額は毎回変わるが、例年の傾向などをもとにある程度予測することはできるだろう。予測をもとに、何にいくら使うのか考えておこう。
支給時期によってボーナスの金額が大きく上下する場合は、「5割貯金、2割帰省用、2割レジャー、1割が自分に投資」など、割合で使い道を決めておくのもおすすめだ。

  • REISM meets Rigna
  • REISM SELECT じぶんらしい暮らし

PAGETOP