HOME  >  WORLD LIVING  >  コロナ禍のアウォード:第63回グラミー賞を外側から覗いてみた|ロサンゼルス編 vol.8

コロナ禍のアウォード:第63回グラミー賞を外側から覗いてみた

宮原亜矢 
ロサンゼルス在住ライター。ラジオ、雑誌、テレビ、ウェブなど様々な媒体で洋楽(主にロック)を紹介。2000年代前半から毎年1−2回は欧米のフェスやコンサートに足を運び、フォトグラファーを兼任することも。2011年から拠点をロサンゼルスに移すと、米中西部出身のアメリカ人と砂漠で出逢って国際結婚、コンテンポラリーアートを紹介する業務にも着手するなど良い意味で想定外の人生を歩むことに。様々な面で文化の壁、言葉の壁にぶつかりながらもLife Is Beautifulを実感している。 
インスタグラム:https://www.instagram.com/ayarchyintheus/ 
ツイッター:@ayamiyahara

ロサンゼルスの1〜3月は音楽や映画のアワードシーズンでとっても賑やかなんです!私がこの街に移り住もうと思った目的の一つもそんなロサンゼルスから生まれる音楽を生活することでその背景を理解することでしたし、世界中のファンを魅了する映画が誕生するこの場所に住むことに心を躍らせていました。
だからこそ、この時期は毎年ワクワクしますし、候補作品やアーティスト、俳優や監督さんなどのリサーチに明け暮れるのが楽しくて仕方がないのです。
それに街中に溢れる候補作品たちに関するビルボードをドライブしながら眺めたり、ハリウッドやビバリーヒルズに設置されるイベント用のテント、ハリウッドの目抜き通りが封鎖されると、あ、いよいよレッドカーペットの設置が始まったなと、迂回する面倒よりも楽しみが勝ります。

ただ、今年の景色はいつもと違います。

今年はコロナ禍のため、2月28日に開催されたゴールデングローブ賞は司会がNYとLAで分かれてリモート出演。ほとんどの受賞者が自宅などのリモート出演で対応していました。
1映画ファンとしてはこんな時だからこそ観られるスターの自宅や自宅での姿を楽しみにしていましたけど、もっとも興奮したのはジョディ・フォスター。我が目を疑いました。だってまさかのパジャマ姿なんですよ!?エレガントな方ですしシルクなのかとても上質な素材だったので。さらにジョディの愛犬の撫で方も素敵でした。

とはいえ、通常であれば1月に開催のゴールデングローブが2月末に、1月末ないし2月上旬に開催のグラミー賞は3月中旬、そして3月に開催のアカデミー賞は4月下旬にそれぞれ遅れて開催のアワードですが、引き伸ばしてもまだまだ屋内でのギャザリングには制限が持たれている状況なので、今年の世界最高峰の音楽・映画賞はいつものように大勢のゲストが会場に招待されることも、大きな会場でのパフォーマンスが出来る状況ではないのです。

いつものグラミー賞の会場付近。ステープルズセンターとプリ・アワードの会場、マイクロソフトシアターはLAライヴと呼ばれる商業複合エリアに立地しており、招待客はこんな感じでドレスや正装をして闊歩する人々で賑わいます。

それが今年は…こんな感じ。

会場には候補者や司会、プレゼンターなどの最小限の人々が会場に詰め掛けましたが、彼らが登場したテーブルについて、受賞のスピーチなどを行ったのはステープルズセンター、そしてその隣にあるコンベンションセンターの敷地内に設置された仮設テント内。もちろん中に入ることはできないので、外から撮影してみました。

ついでに会場周辺を散策してみたのですが、どこも柵で遮断されており、要所要所にセキュリティが配置され、もちろん普段のようにドレスやタキシードを身に纏った方々の姿を見かけることもできませんでした。でも、以下のように出演・登壇者たちは交流を楽しんでいたようです。

(リンク:いつもと違い、会場敷地内に数多く泊まっていたトレーラー。その間で昨年のウィナー、リゾと、今年のウィナーでパフォーマンスも務めたハリー・スタイルズの2ショット。リゾのインスタグラムより)

ロサンゼルスも感染者が以前と比べてかなり減り、ワクチンの普及も進んでいることもあり、屋内のアクティヴィティーも徐々にリオープンが始まってきました。映画や音楽、TVなどの制作にもソーシャルディスタンシングやフェイスカバーなどのプロトコルを守ることを条件に許可が下り、街中にも少しずつ活気が戻ってきました。
次回のグラミー賞は観客も入って活気を取り戻してくれることを心から祈っています。

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